ウォルマート社はクラウドネイティブのPOSに切り替えていく。 すべきでしょうか?
- 2022年5月31日
- By Taylor Clayton
ウォルマート社は、独自のクラウドネイティブ、マイクロサービス技術プラットフォーム上にPOS機能を再展開しました。 マンハッタン・アソシエイツは、「ウォルマート様、ようこそ! そろそろ仲間入りしてもいい頃じゃないかな?」と言いたい。
クラウドネイティブなアーキテクチャは、従来のポートフォリオアーキテクチャのソリューションに比べて、柔軟性、拡張性、将来性が大幅に向上するため、ウォールマート社がこの取り組みに着手するのも当然のことでしょう。 しかし、多くの利点があるにもかかわらず、真のクラウドネイティブ・オムニチャネル・リテール・ソリューションは、今日の市場ではまだまだ活用されていないのです。
ウォルマート社は自社でクラウドネイティブのオムニチャネルリテールシステムを構築できる開発スタッフと資金力を持っていますが、多くの小売企業は世界最大手の企業のような人員・人材を持っていません。 しかし、だからといって、ウォルマート社が言うように、店舗システムをアップグレードして「簡素化し、軽快さを保ち、ポジティブな顧客体験を提供する」ことが、多くの小売業者にとって有益でないとは言い切れないのです。 実は、このような理由から、4年前にクラウドネイティブのテクノロジープラットフォーム「Manhattan Active®」が開発されたのです。
クラウドで生まれるメリット
Manhattan Active Omniにより、小売業者は今すぐクラウドネイティブのSaaSソリューションにアクセスすることができます。 注文管理、顧客サービス、POS、店舗在庫、店舗フルフィルメント機能からなる単一のオムニチャネルシステムで、世界のトップ小売業者による実戦テストを行ってきました。
Manhattan Active Omniは、マイクロサービス(Composable Component)で全体が構築されており、コンテナ化されているため、各コンポーネントを独立して更新、交換、拡張することが容易にできます。 2017年のリリース以来、Manhattan Active Omniは90日ごとにアップデートされ、数百もの新機能が追加され、小売業者が消費者と歩調を合わせることができるようになりました。
また、このクラウドネイティブ・アプローチの利点は、これらのソリューションがアップグレードの必要がないことです。 なぜなら、基本アーキテクチャによって、継続的に強化することができるからです。 もちろん、Manhattan Active Omniソリューションの一部であるManhattan Active Point of Saleは、あらゆるハードウェアやデバイスのフォームファクターで動作します。
ウォルマート社はこの新しいアプローチを「小売の未来」と呼んでいますが、私たちも同じ意見です。 そして、Manhattan Active Omniでは、ウォールマート社でなくても、未来の「インストア」を体験することができるのです。
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