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これからの倉庫で必要とされるWMSの機能要件とは?

著者: Ruben Braiter ,
Can your WMS do that? What the modern warehouse needs.

前回のブログ記事で、オムニチャネルでの購入が増えることで、法人 (B2B) と消費者 (B2C) の両方が、小口配送、短納期、注文増加し、結果としてフルフィルメントのコスト増に繋がることを取り上げました。倉庫管理システム (WMS) の中心となる、バッチ処理 (WAVE処理) は、25年ほど前の技術です。それが開発された当時は、電子商取引やアマゾンは存在していませんでした。今でも、様々な状況でバッチ処理 (WAVE処理) は、非常に効果的ですが、現在の環境では、この処理機能だけでは理想的とはいえません。倉庫の処理能力を最大化し、倉庫資産の活用を最適化する新たな WMSテクノロジーが必要です。それはどのようなものでしょう?

適切なソリューションは、注文、作業員、機器、在庫を監視し、単一システムで動作することです。それによって、利用可能なリソースを最適なフルフィルメントに割り当てることを可能にします。柔軟性があるので、すぐに作業を遂行することができ、優先順位の高い注文を優先的に割り当てることができます。つまり、適切なソリューションには2つの機能が必要です: 稼働率の最適化と動的な作業割り当ての両方ができることです。

作業を瞬時に割り当てる

適切なWMSテクノロジーは、資産利用が可能になった瞬間に作業を割り当てることで、倉庫のリソースを最大限に活用します。最適化アルゴリズムと機械学習を活用し、ソフトウェアは作業員、機器、在庫をリアルタイムで監視します。推測による判断ではなく、ソリューションは作業がいつ完了したかを正確に把握し、すぐに新しいタスクを割り当てます。業界では、これをオーダーストリーミングと呼んでいます。フルフィルメントの処理において、バッチ処理 (WAVE処理) でプッシュ (押出) し、オーダーストリーミングはプル (引当) モデルに該当します。資産の可用性によって、作業をいつ割り当てられるかを決定します。その結果、効率が向上し、処理能力が向上し、稼働率が最大化されます。それを実現するには、新しい種類のソリューションが必要です。

常に変化する状況に対応する

当日出荷や翌日出荷などのフルフィルメントオプションは、オンライン注文の継続的な流れと相まって、倉庫の優先順位を常に変化させる必要性があることを意味します。バッチ処理 (WAVE処理) では、作業がリリースされた後に、何かを変更したり、追加したりすることは、極めて困難です。真に先進的なWMSは、オーダーストリーミングを利用することで、従来の技術では提供できなかったレベルの敏捷性と柔軟性を実現します。

オーダーストリーミングには、その場で優先順位を変更するためのインテリジェンスが組み込まれています。タスクを再配置し、リソースをシフトし、緊急度の高い作業を最優先におくことができることは、非常に重要です。実際、この要求に対応することができる唯一の方法は、作業員と機器の可用性と緊急度の高い作業のリリースをリアルタイムに一致させるという、シンプルな解決策なのです。 生産性と顧客満足度を高く維持し、コスト削減をするには、変化に対応できる、動的な倉庫のオペレーションが必要です。

WMSソリューションの新たなアプローチ

理想的なWMSは、今日のオムニチャネル環境のフルフィルメント課題を具体的に満たすためのインテリジェンスを備え設計されたものです。まず、資産を継続的に監視し、利用可能になったときに作業を割り当てることによって、常に変化するフルフィルメントのプロセスへの対応を可能にする必要があります。第二に、絶えず変化するニーズと優先事項を満たすために、注文を組替えて、リソースをシフトする柔軟性を持つ必要があります。物流センターに、それらの柔軟性を持たせることで、組織全体を成功に導くことができます。

次回のブログでは、オーダーストリーミング (WAVELESS処理) のメリットと、具体的な用途について説明します。

適切なWMSソリューションの検索を開始するには、Warehouse Management にアクセスしてください。

※ 2018年8月28日のブログ記事 (英語) の抄訳です。

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